オオカミ御曹司に捕獲されました
「オレンジジュースが入ったシャンパンベースのカクテル。好きじゃなかったら飲まなくていいよ」

「オレンジジュース……だったら大丈夫かな」

数秒考えると、俺の目を見てコクッと小さく頷く五十嵐さん。

……メガネが邪魔だな。

あの可愛い目が直接見れないのは残念だ。

店員呼んで五十嵐さんにミモザ、自分はワインの白を頼み、他にも前菜とパスタ等の食事のメニューも頼む。

お酒が運ばれてくると、五十嵐さんはまじまじと黄色いミモザの入ったグラスを見つめた。

「ほんとにオレンジジュースだ」

「じゃあ、今日はお疲れ」

軽く乾杯して互いにグラスを口に運ぶ。

五十嵐さんは最初は一口試すように少しだけ飲んだ。

「あっ……飲めるかも。美味しい」
< 42 / 343 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop