君依存
「どした?」

「一試合目、見に行くの忘れちゃった……」

「はぁ?!??」

「どうしよう……だから先輩こっちに来たんだ……わたしったら、全然トンチンカンな返答しかできなかった……先輩がふてくされてたの、私のせいだ……りこ、どうしよう、先輩怒らせちゃったかも」

早口でまくしたてながら、りこの肩を持ちブンブン揺らした。

「ち、ち、ちょっと待って……落ち着いて……え?なに?話が全然みえないんだけど」

「えっと……りこを待ってる間、あの出入り口の涼しい場所に座って一年生の試合見てたんだけど、すごい上手な男女がいてね、ついみとれちゃってて……そしたら、突然先輩が来て、少し話したんだけど、なんか様子がおかしくて……」

頭を抱えながら悔しがるふみかを見て、りこは吹き出しながら笑った。

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