君依存
「考えすぎだよ。ほら、午後の部が始まるから行こう」

ふみかは、立ち上がりお尻についた埃を払った。

りこは納得がいかない様子だったが、気持ちを切り替え、両頬にパチンっと手を当て、気合のしるしを入れた。

「今からやるクラスの勝った方とうちらがやるから、ちゃんとみておかないとだよ」

「そだね」

ふみかたちは、体育館の中に入って、試合を見ることにした。

「あ、さっきの子だ」

「女バスの?」

頷きながら腰を下ろした。うちわをパタパタさせながら真剣なまなざしのりこにくらべ、ふみかは少し落ち着かない様子だった。

「どした?」

「ん?なんでもないよ」
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