君依存
背中に本条君の視線を感じ振り返ろうとしたが、踏みとどまった。

「ごめん。トイレ混んでて」

必死な言い訳をしながら、タオルを床に置き、中央に並んでいる列についた。

お互いに、握手をして、リーダーのりこが、相手とじゃんけんをしコートを決めた。

審判が、ボールを構えリーダーの前に低く持ち、互いの顔を見た。

ピッと短い笛の音共に空中に浮いたボールを取りに二人は飛び上がり試合は始まった。

ワァーッと一気に体育館内がにぎやかになり、激しい試合が繰り広げられた。

ふみかは、りこからボールを受け取ると、一人、二人抜かし、先にゴール下に来たりこに、パスを出した。

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