君依存
笑顔も爽やか。

「今日先輩を見てたら、どうしても声をかけたくなっちゃいました」

「どうして……」

「ん~どうして?いつもけなげに、湊先輩のことを見てる先輩を見てたら、いつの間にか、気になってた?って感じですかね」

本条君は、体育館から聞こえるブザーの音に視線を中に向けた。

「あ、試合終わっちゃいましたね。次、先輩のクラスでしょ?うちのクラスの女子とやるんですよね」

「そ、そうなんだ……」

「先輩の事、応援しちゃおうかな」

「ちゃんと、クラスの応援しなきゃだめだよ」

「ふぅみぃかぁ~~」

りこの声が聞こえ、本条君の話を遮り、急いで体育館に戻った。
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