君依存
「あ、濱田先輩」

「あ、君って、確か、岳と仲のいい……えっとぉ…」

「遠藤です。遠藤ふみか……」

ふみかは苦笑いをした。

自分の名前なんて覚えているわけがない。

たくさんいる女子の中の一人にすぎないのだ。

人気のある先輩ともなると、いちいち名前なんて覚えていないだろう。

「岳を待ってるの?呼ぼうか?」

真一の思わずな発言に「い、いえ!だ、だ、大丈夫です、わたし、それ職員室に届けに行こうとしてただけなんで」と言って、真一から日誌をひったくり体育館を、急いで離れた。
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