君依存
いつも見るチャラけた姿は一切なく、部活動に専念してる岳をちゃんと見たのは初めてだった。
「いつも、恥ずかしいから、チラッとしか見てなかったからなぁ……」
いつの間にか身を乗り出し、体育館の入り口近くまで歩み寄っていた。
「誰か探してるの?」
突然後ろから声をかけられ、思わず持っていた日誌を落としてしまった。
「ごめん、脅かすつもりはなかったんだけど」
日誌を手に、さわやかな笑顔を向けたのは、いつも岳と一緒にいる、真一だった。
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