きらきらふわり
男女とか学年とか関係なく、みんな仲が良かった。

そのうち二年の新生徒会長の男の先輩と、書記の女の先輩が付き合いだし、生徒会の「みんなで仲良く」な空気は少し微妙になってきた。

二人で出かけたりするからだろう、この二人の先輩は生徒会室に顔を出す頻度が減ってきた。三年の先輩は夏前から「そろそろ受験だから」と顔を出さなくなる。

そうなると元々特にすることなんかないんだから、他の一、ニ年の生徒も段々と足が遠のき、気がつくと久野木先輩と私しか生徒会室に来ない、なんて日々が続いた。

ウブな中学生だった私にとって、年上の男の人と二人っきりってのは、かなりドキドキするけれど。

それでも久野木先輩に惹かれ始めていた私は、先輩が来てたらいいなと思いながら、生徒会室へとせっせと足を運んだ。

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