大切な人へ
お仕置き

私が泣き止むまで
ずっと隣にいてくれた先生

『___ごめんなさい。
私どうかしてた。今日のこと忘れてほしい』


何してるんだろう私
こんな事するんじゃなかった

もう謝ることしか出来ない




俺が悪いってずっと言っていた先生

どうして先生が悪いの?私だよ



いや俺が__うぅん。私



これも何度言い合っても平行線


私たちって頑固なのかな...

そう言った私に先生も少し笑ってくれたね




翌週からも普通の日常が始まる

学校に行って 科学の授業もあって
バイトして家事をして...

でも

私の心の中は曇ったままだった

どうしたらいいのかわからない



先生はあれから私の家で食事をしない

連絡もない




あ...そうか...

いつも私が誘ってたんだ



そんな日々を過ごしていたある日___



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