ラブ パラドックス
*
「おはよう。お前今日…」
すでに出勤していた夏目くんが、パソコンのキーボードを叩く手を止めた。
ああもう。
今日も好きだ。
「私が今日、なによ」
「寝不足?目が腫れぼったくね?」
原因が言うな!なんて言えるはずもなく。
「うつ伏せで寝ちゃったの」なんて。小さい嘘を弱弱しく吐き、夏目くんの隣に座る。
昨夜なかなか寝付けず、ずっと布団にくるまってゴロゴロゴロゴロ夏目くんのことを考えていた私と違い、夏目くんの横顔は今朝も爽快。
好きな人は同期で。会社に行けば会えて。しかも秋からは隣のデスク。おまけに最近ちょっといい感じになってきてるかも。と勝手に思い込んでて。
恋人になりたいという、欲が湧いてしまった。
でもだからって、告白する勇気はない。
私たちは、一週間のうち五日間を共に過ごす同期。24時間のうち、起きている時間の大半を共に過ごす同期。
告白は、ハイリスクすぎる。
「おはよう。お前今日…」
すでに出勤していた夏目くんが、パソコンのキーボードを叩く手を止めた。
ああもう。
今日も好きだ。
「私が今日、なによ」
「寝不足?目が腫れぼったくね?」
原因が言うな!なんて言えるはずもなく。
「うつ伏せで寝ちゃったの」なんて。小さい嘘を弱弱しく吐き、夏目くんの隣に座る。
昨夜なかなか寝付けず、ずっと布団にくるまってゴロゴロゴロゴロ夏目くんのことを考えていた私と違い、夏目くんの横顔は今朝も爽快。
好きな人は同期で。会社に行けば会えて。しかも秋からは隣のデスク。おまけに最近ちょっといい感じになってきてるかも。と勝手に思い込んでて。
恋人になりたいという、欲が湧いてしまった。
でもだからって、告白する勇気はない。
私たちは、一週間のうち五日間を共に過ごす同期。24時間のうち、起きている時間の大半を共に過ごす同期。
告白は、ハイリスクすぎる。