ラブ パラドックス
「昨夜は誠に申し訳ございませんでした…何卒、お許しくださいませ」
昨夜寝落ちしてしまうまでの全貌を思い出し、赤くなったり青くなったりしながら、なんとか謝罪の言葉を口にした。
「許す気ねえよ」
言い終わらないうちに、あっという間に抱いていた布団を奪われた。かと思うと、一瞬でベッドに押し倒され天井を仰ぐ。
床に座っていたはずの夏目くんが馬乗りになって、両手を押さえつけてきた。
「夏目くん?」
「お前よく言うよな、体で払うって」
「え?ちょっと、」
「払えよ。今すぐ」
夏目くんは真顔だ。
怖いくらいの視線に射抜かれ、動くことができない。でも不思議と、恐怖を感じない。
でもいや!
こんなの、夏目くんじゃない!
昨夜寝落ちしてしまうまでの全貌を思い出し、赤くなったり青くなったりしながら、なんとか謝罪の言葉を口にした。
「許す気ねえよ」
言い終わらないうちに、あっという間に抱いていた布団を奪われた。かと思うと、一瞬でベッドに押し倒され天井を仰ぐ。
床に座っていたはずの夏目くんが馬乗りになって、両手を押さえつけてきた。
「夏目くん?」
「お前よく言うよな、体で払うって」
「え?ちょっと、」
「払えよ。今すぐ」
夏目くんは真顔だ。
怖いくらいの視線に射抜かれ、動くことができない。でも不思議と、恐怖を感じない。
でもいや!
こんなの、夏目くんじゃない!