完熟ぴーち
急に郁斗くんがパッと私を離してしゃがむ。
「??」
瞬間。
「ゴチッ!!!」
私の頭に衝撃が!?
私は頭を押さえてしゃがみ込んだ。
「~~~~~ッ!?!?」
「やっべ!わりい百瀬!大丈夫?」
「大丈夫に見えますか?」
「見えません。」
後ろからいきなりのチョップ。
それはもちろん郁斗くん宛て,,,。
なのに!?
反射的に私宛てのチョップへ、(泣)
「先輩ー!俺のももちゃんに何てことするんすか!?」
「お前んぢゃねーし!
百瀬嫌がってたし。」
チョップの本人、諏訪部爽介くん。
私と同い年で同じクラス。
「大丈夫?保健室行く?」
郁斗くんもしゃがんで私の頭を撫でて心配してくれる。
「俺が連れてっからおめぇーは帰れ!」
「先輩と一緒ぢゃももちゃんが危険でしょ?」
どっちかと言うと郁斗くんの方が、、、、、、、危険?
とにかく私は痛みに負けて保健室へ。