実録!私が小説を出版するまで
年賀状とメール
一月上旬、担当の方から年賀状と打ち合せ日の日時を決めようとの相談メールが着た。
ついに今年の活動開始!

とりあえず、今月中に顔合わせを兼ねた打ち合せをしたいと言われたから、11日にまた新宿へ行くことになった。
また、新宿…
迷うよなぁ、絶対迷子になるよなぁ…
不幸にも、右も左も判らないド素人の私の専属担当になってしまった方に、初対面でいきなり遅刻しちゃ失礼だよな。でも、きっかり時間通り会社へたどり着ける自信はない。どうしよう…

あの…遅刻、すると思います

正直に電車が苦手だし、以前も頑張ったけど結局迷ってしまって、時間通りに着かなかったと説明した。端から間に合わなって了解をもらっておけば恥ずかしくない。いや、ホントはこの年で電車が怖いと言いだす時点でかなり恥ずかしいはずなんだけど…
担当の方は気にしなくていいと励ましてくれた。
なんていい人!なんてオトナ!
…たぶん、彼女は私より年下なんだろうけど笑いもしないで。
ううっ、なんて情けないんだ。
くそぉ〜!絶対今回は遅刻なんてしないで、担当者にお助けTELもしないで行ってやるもん!
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