下村係長と同期の榎本くんの、シェア彼女…!?
噴水から少し離れた木陰のベンチ。
太陽の光と水の反射で何もかもキラキラに見えるのは、今までつかえていた胸の塊を下村係長が流してくれたからなんだよね、きっと。
空気を肺いっぱいに吸い込むと、おでこにヒヤッと冷たい感触。
「ホラ、カナも飲め」
「ありがとう…ございます」
買ってもらったオレンジジュースが汗ばむ体に心地良い。
係長はブラックのコーヒーを一気に飲み干すと、わたしの膝にコロンと横になった。
「30分経ったら起こせ」
「あ、あのっ!こんな所で膝枕…!」
「何?胸枕してもいいのか?」
「ダ、ダメですっ」
「あ、そ。夜、レバニラの女体盛りな」
「夜…!?女体…!?」
「静かにしろ。眠れん」
「は、はい…」
動揺するわたしを置いてきぼりにパーマのかかった柔らかそうな髪が風にそよぐ。
睫毛…長いんだ…。
鼻筋、唇…。
この唇でわたしとキス───したんだ…。
この口でイジワルなセクハラばかり言って、いちいちわたしを惑わせるんだ。
愛しいような憎たらしいような同時の感情がわたしの中に甘酸っぱく広がる。
まるでこのオレンジシュースのように。
一回りも年が違うのに、その寝顔はどこか幼くて。
整った呼吸にわたしも同じ呼吸を重ねてみる。
吸って吐いて、吸って吐いて。
まるで裸の心を重ねたような錯覚に陥る。
見惚れていると30分なんてあっという間で。
太陽の光と水の反射で何もかもキラキラに見えるのは、今までつかえていた胸の塊を下村係長が流してくれたからなんだよね、きっと。
空気を肺いっぱいに吸い込むと、おでこにヒヤッと冷たい感触。
「ホラ、カナも飲め」
「ありがとう…ございます」
買ってもらったオレンジジュースが汗ばむ体に心地良い。
係長はブラックのコーヒーを一気に飲み干すと、わたしの膝にコロンと横になった。
「30分経ったら起こせ」
「あ、あのっ!こんな所で膝枕…!」
「何?胸枕してもいいのか?」
「ダ、ダメですっ」
「あ、そ。夜、レバニラの女体盛りな」
「夜…!?女体…!?」
「静かにしろ。眠れん」
「は、はい…」
動揺するわたしを置いてきぼりにパーマのかかった柔らかそうな髪が風にそよぐ。
睫毛…長いんだ…。
鼻筋、唇…。
この唇でわたしとキス───したんだ…。
この口でイジワルなセクハラばかり言って、いちいちわたしを惑わせるんだ。
愛しいような憎たらしいような同時の感情がわたしの中に甘酸っぱく広がる。
まるでこのオレンジシュースのように。
一回りも年が違うのに、その寝顔はどこか幼くて。
整った呼吸にわたしも同じ呼吸を重ねてみる。
吸って吐いて、吸って吐いて。
まるで裸の心を重ねたような錯覚に陥る。
見惚れていると30分なんてあっという間で。