素敵な夜はあなたと・・・~君に恋していたい~【番外編完】

「茜、過去はどうにも出来ないんだよ。だから、過去なんてのは思い出に過ぎないんだよ。だけど、俺達は過去じゃなくてこれから未来を生きていくんだ。俺達が見るものは未来なんだよ。」

「うん」

「俺は茜しか愛せないし、抱きたい女も茜だけ。これから生まれる双子だって茜との子どもだから俺は飛び上がりたい程に嬉しいんだ。」

「うん」

「茜、愛している。だから、信じてくれ。」



優也の真剣な瞳に嘘はない。そうだと信じている。

私だって優也しかいないのだから優也にも私を信じて欲しい。

もう、何も言葉を交わさなくても信じあえるから私達は大丈夫だよね?

きっと幸せな家庭を築けるんだよね? だって優也が私を幸せにしてくれるのだから。




「なあ、これ着てみてよ。」



せっかく良い雰囲気になっているところへ、優也が大きな袋を一つ取り出した。

家を出る時から気にはなっていたけれど、何が入っているのだろうかと思っていると・・・・



「ウェディングドレス?!!」

「二人だけで誓いの言葉を言わない? それにあま~い誓いのキスもしたいだろう?」


きっと目的はそれじゃないと思う。

絶対に優也がやりたいのは・・・・・・



「その後に脱がすのが楽しみなんだよな♪」

「絶対に着ないから!!」



結局は優也の蕩けるような甘いキスで嫌とは言えなくされてしまった。

ウェディングドレスを着て、二人だけの結婚式をもう一度ここの和室でやった。

畳の上なのに二人で外の景色に向かって誓いの言葉を言っては誓いのキスをした。



そして、その後は言うまでもなく優也の想いのままに・・・・





「ここへは療養に来たんじゃないの?」と優也に尋ねた所、これに関しては問題ないとお医者様に事前に許可を受けていたそうだ。

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