ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
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家を離れ教師を辞めた私は、お父さん(正確には美帆さん)の家にお世話になった。近所の英会話教室で先生をして、美帆さんの結構強引な勧めでいくつかの習い事教室に通わされ、わりと忙しく暮らしていた。
「なつこちゃんは今日お仕事休みで、社交ダンスとマナー教室があるのよね?」
「はい」
美帆さんが私に習い事をたくさんさせるのは、一人で悲観的になる時間を作らせない為かもしれない。実際、私は目の前のことに集中して少しは気を紛らわせているのだ。
そして、明日は高校の卒業式。はるかが卒業する。はるかが・・・・
会いたい。