ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
既に高校の卒業式が終わったであろう、夕方、私は英会話教室の仕事があった。
ここでの仕事は先生と生徒のマンツーマンで、生徒が必要とする英語力にあわせたコースでレッスンをする。
大勢に教えていた教師時代に比べて、熱心な生徒一人一人にしっかりと教えられるので、それはそれで新鮮で面白かった。私はここで再出発することを決めた。
「瀬戸先生、おためしレッスンの方がいらっしゃいました。お願いします」
「はい。では、こちらにどうぞ」
私は受付の女の子に変わり、その女の子の後ろに立つ男の人を部屋に案内しようと、完璧な営業スマイルを浮かべた。
しかし、それは一瞬で崩れる。
「よろしくお願いします」