リアルな恋は落ち着かない
「か、髪とメイクがOLのままだからかな」
「まあ、それは確かにあるだろうが・・・」
「うーむ・・・」と唸りながら、ももさんは私に顔を近づけて、さらにじーっと見つめてくる。
私はさらにドキドキとして、身体を少しのけぞらせた。
「ゆりりん。さては、リアルに恋をしているであろう」
「!?」
思わず、咄嗟に手にしたレモンの輪切りを、からあげの上にぎゅーっと強く絞ってしまった。
これはいくらレモン好きでも、苦情のくる量だと思った。
「し、してないよ」
「怪しいな。本当か」
「ほ、本当・・・」
私は、ももさんからドキドキしながら目をそらした。
するとももさんは私に近づけていた顔を戻して、「違うのか」と呟いた。
「美しさに磨きがかかった気がしてな。これはリアルな恋の仕業かと」
「ち、違うよ。本当に・・・私の彼は光之助なの」
言いながら、やけに酸っぱいから揚げを一個まるごとほおばった。
そのままもぐもぐしながら口をつぐむと、ももさんは「そうか」と言ってそれ以上の追求をやめた。
(ももさんに気づかれるとは・・・)
実は私には、ココロ密かに憧れている人がいる。
(でも・・・言えない。だって、阿部課長は既婚者だもの)
「まあ、それは確かにあるだろうが・・・」
「うーむ・・・」と唸りながら、ももさんは私に顔を近づけて、さらにじーっと見つめてくる。
私はさらにドキドキとして、身体を少しのけぞらせた。
「ゆりりん。さては、リアルに恋をしているであろう」
「!?」
思わず、咄嗟に手にしたレモンの輪切りを、からあげの上にぎゅーっと強く絞ってしまった。
これはいくらレモン好きでも、苦情のくる量だと思った。
「し、してないよ」
「怪しいな。本当か」
「ほ、本当・・・」
私は、ももさんからドキドキしながら目をそらした。
するとももさんは私に近づけていた顔を戻して、「違うのか」と呟いた。
「美しさに磨きがかかった気がしてな。これはリアルな恋の仕業かと」
「ち、違うよ。本当に・・・私の彼は光之助なの」
言いながら、やけに酸っぱいから揚げを一個まるごとほおばった。
そのままもぐもぐしながら口をつぐむと、ももさんは「そうか」と言ってそれ以上の追求をやめた。
(ももさんに気づかれるとは・・・)
実は私には、ココロ密かに憧れている人がいる。
(でも・・・言えない。だって、阿部課長は既婚者だもの)