リアルな恋は落ち着かない
昼休みに入ってまもなく。
席を立とうとした私に、美瑠久ちゃんが素早くタタタと駆け寄ってきた。
「橘内さん、今日、お昼一緒に行きませんか?」
「え?あ・・・どうしようかな・・・」
今日も私は、ひとりランチの予定だった。
けれど美瑠久ちゃんからのお誘い自体も、ちょっと久しぶりだった。
(ひとりが落ち着くけど、ずっと断ってばかりだったし。たまにはいいかな・・・)
そんなことを思っていると。
「あ、そこのお二人!ちょっと撮影いいですか?」
オレンジテレビの富山さんに、美瑠久ちゃんと二人で声をかけられた。
富山さんは、いかにも業界風の雰囲気をした、人懐っこい印象の30代半ばくらいの男性スタッフ。
その傍らには、まりんちゃんがにっこりとして立っている。
「女性社員と一緒のところも、少し撮っておきたいんですよ」
「あ!なるほど。いいですよ〜!」
富山さんの言葉に、ノリノリで答える美瑠久ちゃん。
なるべくテレビに映りたくない私は、ちょっと後ずさるけど。
「あ、キミも一緒にお願いね。大丈夫だよ〜。顔だしNGなら、後ろ姿にしますから」
「は、はい・・・」
(美瑠久ちゃんとまりんちゃんだけじゃ、ダメなのか・・・)
雰囲気に負けた私は、富山さんの指示通りの位置に動いた。
席を立とうとした私に、美瑠久ちゃんが素早くタタタと駆け寄ってきた。
「橘内さん、今日、お昼一緒に行きませんか?」
「え?あ・・・どうしようかな・・・」
今日も私は、ひとりランチの予定だった。
けれど美瑠久ちゃんからのお誘い自体も、ちょっと久しぶりだった。
(ひとりが落ち着くけど、ずっと断ってばかりだったし。たまにはいいかな・・・)
そんなことを思っていると。
「あ、そこのお二人!ちょっと撮影いいですか?」
オレンジテレビの富山さんに、美瑠久ちゃんと二人で声をかけられた。
富山さんは、いかにも業界風の雰囲気をした、人懐っこい印象の30代半ばくらいの男性スタッフ。
その傍らには、まりんちゃんがにっこりとして立っている。
「女性社員と一緒のところも、少し撮っておきたいんですよ」
「あ!なるほど。いいですよ〜!」
富山さんの言葉に、ノリノリで答える美瑠久ちゃん。
なるべくテレビに映りたくない私は、ちょっと後ずさるけど。
「あ、キミも一緒にお願いね。大丈夫だよ〜。顔だしNGなら、後ろ姿にしますから」
「は、はい・・・」
(美瑠久ちゃんとまりんちゃんだけじゃ、ダメなのか・・・)
雰囲気に負けた私は、富山さんの指示通りの位置に動いた。