リアルな恋は落ち着かない
(えっ!?)


突然の情報に、私は動きが止まってしまった。

周りの男性陣は、嬉しそうな声を出す。

「わー、そうなんだ。オレ二日とも来ようかなあ」

「大変だね、まりんちゃん」

「いえ・・・。私、ここの会社にすごく興味があるんです。それで社長のインタビューをしたいって言ったら、ぜひにって許可をいただいて。

土日なら時間が取れるそうなので・・・私もちょうどお休みだったし、スタッフのみんなも付き合ってくれるって言ったので・・・。私から、無理にお願いしたんです」

「そっかあ。まりんちゃんは勉強熱心だなあ」


(そんなこと・・・)


タシロワークスを、「こんな会社」と言ったまりんちゃん。

わざわざ、予定を二日も延長してまで社長に話が聞きたいなんて、私は意味がわからなかった。

「でも二日間社長のインタビューかー。うちの社長、話長いし意外と気難しいよ〜。二人っきりは厳しそうだなあ」

誰かが冗談っぽく呟いた。

するとまりんちゃんは笑顔でそれに切り返す。

「はい。社長さんと二人は緊張するので、五十嵐さんも一緒にってお願いしたんです。

ずっと担当してもらってたので、一緒だと私は安心するし・・・。社長さんも、私と二人きりじゃ照れるから、その方がいいなって言って」
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