リアルな恋は落ち着かない
「五十嵐とゆりりんも、いい感じだと話を聞いたぞ。違うのか」
「あ・・・うん・・・」
(どうしよう・・・話そうか・・・)
ここ最近の、私と五十嵐くん・・・そしてまりんちゃんのこと。
でも、まりんちゃんは有名人だし、ももさんだって当然知ってる。
恋のライバルが今をときめくアイドルなんて、そんなドラマみたいなほんとの話、親友とはいえ、どこまで話していいものか、私は少し悩んでしまう。
(一般男性には、まりんちゃんは『守ってあげたい』タイプなわけだし・・・)
ももさんは女子だけど。
まりんちゃんの正体を知ったら、ショックで人間不信になるかもしれない。
(名前は、伏せておこう)
そう思った私は、まりんちゃんの名前は出さず、最近の出来事について話をすることにした。
五十嵐くんと江ノ島デートに行ったこと。
そしてその後、告白をされていい感じになっていたこと。
けれど彼を好きな女の子が現れて、諦めてほしいと言われていること・・・。
「なぬぬ!?なんだそやつは!突然現れて諦めろと言うなんて。図々しいやつだな」
「うん・・・図々しいというか」
なんというか・・・。
「しかし、そんな女子は相手にすることないだろう。気にせずに付き合ってしまえばいいと思うが」
「うん・・・。そうなんだけど・・・」
(あの写真がある限り、そんなことはできないもんね・・・)
「あ・・・うん・・・」
(どうしよう・・・話そうか・・・)
ここ最近の、私と五十嵐くん・・・そしてまりんちゃんのこと。
でも、まりんちゃんは有名人だし、ももさんだって当然知ってる。
恋のライバルが今をときめくアイドルなんて、そんなドラマみたいなほんとの話、親友とはいえ、どこまで話していいものか、私は少し悩んでしまう。
(一般男性には、まりんちゃんは『守ってあげたい』タイプなわけだし・・・)
ももさんは女子だけど。
まりんちゃんの正体を知ったら、ショックで人間不信になるかもしれない。
(名前は、伏せておこう)
そう思った私は、まりんちゃんの名前は出さず、最近の出来事について話をすることにした。
五十嵐くんと江ノ島デートに行ったこと。
そしてその後、告白をされていい感じになっていたこと。
けれど彼を好きな女の子が現れて、諦めてほしいと言われていること・・・。
「なぬぬ!?なんだそやつは!突然現れて諦めろと言うなんて。図々しいやつだな」
「うん・・・図々しいというか」
なんというか・・・。
「しかし、そんな女子は相手にすることないだろう。気にせずに付き合ってしまえばいいと思うが」
「うん・・・。そうなんだけど・・・」
(あの写真がある限り、そんなことはできないもんね・・・)