あなたとホワイトウェディングを夢みて
寝室の入り口ドアのすぐ横壁にコントロールパネルがあり、寝室の照明や室内温度の調節ボタンなど幾種類ものボタンが液晶の操作パネルと並んでいる。薄暗い室内では照明ボタンの位置が判らず、取りあえず手探りで押してみると、ベッドの足下あたりのダウンライトに明かりが灯る。
瞳に優しい暖色系の照明で、コントロールパネルのボタンが目で確認出来るようになった。ダウンライトのスイッチの隣に明るさ調節のレバーがあるのを見付け、「暗」から「明」の方へとレバーを引き寄せる。するとそれだけで室内全体を見渡せる明るさになった。
ベッドに横たわる留美の姿も瞳に映る。まるで安心して眠る子供のようだ。ディナー途中で寝室へ連れて来たのだ、空腹だろうに気疲れしたのか熟睡しているようだ。
開けっ放しにしていたドアを静かに閉め、もう一度コントロールパネルへ手を伸ばし、明るさ調節レバーを押し下げて辛うじて室内が見える程度まで照明を落とした。
ベッドの足下にあるカウチソファに気づいた郁未はソファの前まで行くと着ていた上着を脱ぎ捨てた。緩めていたネクタイも外しカウチソファへと放り投げ、シャツのボタンも全部外すとスラックスのベルトへ手をかけた。
「う……ん、誰?」
問いかけるものの留美は寝返りを打っただけで眠っている。夢でも見ているのか熟睡中だ。留美が寝息を立てているのを確認した郁未はスラックスを脱いでいく。
下着姿になった郁未は留美の隣に静かに腰を下ろした。郁未の重みでベッドのマットレスが揺れ動くと、それに合わせて留美の体も振動する。
掛け布団の上に眠っていた留美を抱き上げ留美から布団を抜き取ると、郁未は留美の隣に寝そべり肩まで布団を覆い被せる。
「拷問だな……」
留美の姿に欲情しているのに、理性を働かせるのは至難の業と分かりつつ同じベッドに横になる自分が信じられない。まさしくコレは拷問だと自分で自分を痛めつけている。明らかにこれは自虐的行為だ。けれど、それでも留美の隣で一緒に眠りたい自分がいる。
瞳に優しい暖色系の照明で、コントロールパネルのボタンが目で確認出来るようになった。ダウンライトのスイッチの隣に明るさ調節のレバーがあるのを見付け、「暗」から「明」の方へとレバーを引き寄せる。するとそれだけで室内全体を見渡せる明るさになった。
ベッドに横たわる留美の姿も瞳に映る。まるで安心して眠る子供のようだ。ディナー途中で寝室へ連れて来たのだ、空腹だろうに気疲れしたのか熟睡しているようだ。
開けっ放しにしていたドアを静かに閉め、もう一度コントロールパネルへ手を伸ばし、明るさ調節レバーを押し下げて辛うじて室内が見える程度まで照明を落とした。
ベッドの足下にあるカウチソファに気づいた郁未はソファの前まで行くと着ていた上着を脱ぎ捨てた。緩めていたネクタイも外しカウチソファへと放り投げ、シャツのボタンも全部外すとスラックスのベルトへ手をかけた。
「う……ん、誰?」
問いかけるものの留美は寝返りを打っただけで眠っている。夢でも見ているのか熟睡中だ。留美が寝息を立てているのを確認した郁未はスラックスを脱いでいく。
下着姿になった郁未は留美の隣に静かに腰を下ろした。郁未の重みでベッドのマットレスが揺れ動くと、それに合わせて留美の体も振動する。
掛け布団の上に眠っていた留美を抱き上げ留美から布団を抜き取ると、郁未は留美の隣に寝そべり肩まで布団を覆い被せる。
「拷問だな……」
留美の姿に欲情しているのに、理性を働かせるのは至難の業と分かりつつ同じベッドに横になる自分が信じられない。まさしくコレは拷問だと自分で自分を痛めつけている。明らかにこれは自虐的行為だ。けれど、それでも留美の隣で一緒に眠りたい自分がいる。