あなたとホワイトウェディングを夢みて
「留美、きっと幸せにするから。だから、一生そばについていてくれ」
「郁未……」
「俺の花嫁」
嬉しそうに微笑む郁未のその笑顔は、留美が知る郁未の笑顔の中でも最高に幸せに満ちた笑顔。それだけで留美は幸福感を味わう。
「ああ、私幸せよ」
「今夜はもっと幸せにしてやるよ。覚悟してろよ」
「郁未!」
多くの人の視線を集める中での嬉し恥ずかしセリフに、留美が羞恥心で顔を茹で蛸のように真っ赤に染めると、周囲のヤジに構うことなく郁未は愛しの花嫁を抱き上げる。
「おお、新郎キスだ!」
「花嫁にキスを!」
一気に場が盛り上がり新郎新婦にキスコールが起こる。
お姫様抱っこをした郁未は、両親や親族の視線を感じていても、戸惑う事なくみんなの期待に応えるようなキスを留美の唇にする。
「愛してる」
何度もお互いの唇を啄み、甘い吐息とともに愛の言葉を囁きあう。
そして、離れ難い二人の唇はとどまることを知らず、熱い口づけへと変わっていく。久しぶりに触れた唇にキスを止められない二人。もっと温もりを感じたくて情熱的なキスが続くと、流石に披露宴会場は二人の熱に当てられ静まり返る。
あまりにも二人のキスが燃え上がり、見ている客らの方が恥ずかしくなる。
「おーい、そのまま押し倒すなよ」
来賓の席から飛び出したセリフに一気に会場は笑いの渦に。
二人の熱々ぶりに再びヤジが飛び始めると、郁未は留美に夢中になりすぎたと、そこでやっと顔が離れる。
「留美、ああ、俺の留美だ」
「郁未、好き。大好き」
愛しい花嫁をいつまでも抱き締めていたい郁未は、スタッフから促されるまで留美を抱き上げていた。留美もまた郁未の逞しくて暖かい腕の中にいたくて、郁未の首ったけに抱きついて離れない。
披露宴は最後の最後までラブラブな二人に当てられっぱなしのままで終わる。
来客も親族も終始見ていられない光景が続いたが、二人の幸せな笑顔に誰もが心温まる良い結婚式となったと感じた。
――そして、結婚式を終えた二人が迎えた初夜。
何故か二人は郁未のマンションにいた。
ウェディングドレスとタキシードを脱いだ二人はいつものルームウェアに着替え、リビングのソファで寛いでいた。
「ええ? じゃあ、あの時一緒にいた女の人って……」
「そう、あれは俺のイトコだよ。イトコは最近結婚式を上げたばかりで、自分の経験から幸せな花嫁に相応しい衣装を自分が選ぶって言って」
「郁未……」
「俺の花嫁」
嬉しそうに微笑む郁未のその笑顔は、留美が知る郁未の笑顔の中でも最高に幸せに満ちた笑顔。それだけで留美は幸福感を味わう。
「ああ、私幸せよ」
「今夜はもっと幸せにしてやるよ。覚悟してろよ」
「郁未!」
多くの人の視線を集める中での嬉し恥ずかしセリフに、留美が羞恥心で顔を茹で蛸のように真っ赤に染めると、周囲のヤジに構うことなく郁未は愛しの花嫁を抱き上げる。
「おお、新郎キスだ!」
「花嫁にキスを!」
一気に場が盛り上がり新郎新婦にキスコールが起こる。
お姫様抱っこをした郁未は、両親や親族の視線を感じていても、戸惑う事なくみんなの期待に応えるようなキスを留美の唇にする。
「愛してる」
何度もお互いの唇を啄み、甘い吐息とともに愛の言葉を囁きあう。
そして、離れ難い二人の唇はとどまることを知らず、熱い口づけへと変わっていく。久しぶりに触れた唇にキスを止められない二人。もっと温もりを感じたくて情熱的なキスが続くと、流石に披露宴会場は二人の熱に当てられ静まり返る。
あまりにも二人のキスが燃え上がり、見ている客らの方が恥ずかしくなる。
「おーい、そのまま押し倒すなよ」
来賓の席から飛び出したセリフに一気に会場は笑いの渦に。
二人の熱々ぶりに再びヤジが飛び始めると、郁未は留美に夢中になりすぎたと、そこでやっと顔が離れる。
「留美、ああ、俺の留美だ」
「郁未、好き。大好き」
愛しい花嫁をいつまでも抱き締めていたい郁未は、スタッフから促されるまで留美を抱き上げていた。留美もまた郁未の逞しくて暖かい腕の中にいたくて、郁未の首ったけに抱きついて離れない。
披露宴は最後の最後までラブラブな二人に当てられっぱなしのままで終わる。
来客も親族も終始見ていられない光景が続いたが、二人の幸せな笑顔に誰もが心温まる良い結婚式となったと感じた。
――そして、結婚式を終えた二人が迎えた初夜。
何故か二人は郁未のマンションにいた。
ウェディングドレスとタキシードを脱いだ二人はいつものルームウェアに着替え、リビングのソファで寛いでいた。
「ええ? じゃあ、あの時一緒にいた女の人って……」
「そう、あれは俺のイトコだよ。イトコは最近結婚式を上げたばかりで、自分の経験から幸せな花嫁に相応しい衣装を自分が選ぶって言って」