狼上司の不条理な求愛 -Get addicted to my love-
……
私の部屋のパイプベッドは、2人で寝るにはあまりに小さい。
きゅっと体を縮めて私を懐に抱き込み、瞳を閉じる大神カチョー。 

滑らかな肌がしっとり濡れている。
直に伝わる体温が信じられないほど熱くてなのに心地よい。

愛しあった後の優しい時が、静けさの中に流れている……

身体に残る熱い疼きと鈍痛に、眠れないまま私は彼に問いかけた。

すると眠ったと思っていた彼が、
大好きな、優しい声で答えてくれた。


ねえ、カチョー…


_…うん?なに。


ハダカで一緒に寝るなんて、ゼッタイ無理って思ってましたけど…
何だかドキドキしたりクラクラしちゃいますね。

_何!それはタイヘンだ。
 動悸、めまいはムネの病かもしれない。
 よーし、ちょっと見せてみろ。


ちょ、ヘンなとこ触らないで下さいっ


_さっきはいっぱい触ったけどな~


…………
それはともかく。
……あの。
カチョーは本当にこれで良かったんですか?


_(ちぇっ) 何がだよ。


今でも私、カチョーの気の迷いじゃないかって……思っちゃいます。
だってカチョーはとってもその
…ステキで…ゴニョゴニョ
私なんか選ばなければ今頃はっ…

あっやだ、ミミはダメっ…


_それ以上言うともっとやるぞ。
 言っとくけど
 後悔しても遅いぞ。
 俺、相当シツコイからな。

ううっ……
スイマセンもう2度と言いません。
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