アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜






アタシはギュッと手に力をいれると手紙を開けた…。




【汐音へ…。】



おい…!
始めに言っておくけど、オレが汐音に書く手紙は、これが最初で最後だからな…!



いまどき手紙なんて、おかしいかもしれねーけど…


でも、このことは永遠に残しておけるように手紙にした。


いつもバカみたいに意地悪してるよな…?


ごめんな?


でもさ、男は好きな女に意地悪したくなるもんなんだぜ…?


とにかく…。
オレが言いたいことは…。


お前の事が好き。


ただその一言。


結構前から…?
いや、物心ついた時から、きっと汐音の事が好きだった。


ちっちゃくて、バカで…
ドジなお前を…守ってやりたいって思った。


だから、オレの一生かけてでもお前の事…汐音の事守るから…


オレと付き合え…!







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