アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜
汐音はドジだから、オレが居なくなったら何も出来ねぇだろ?
面と向かって言えねーから、
手紙にした…。
マジで好きだから。
もしさ…お前の返事がオッケーだったら…
どっか2人で行こうぜ〜!
どこがいいんだ?
オレ、あんまりそんな場所わかんねぇから…
プール?…海?…川?
お前、水辺の場所好きだもんな…。
もし無理だったとしても…
皆で行こうぜ…!!
じゃあ…
返事まってる。
【流より…。】
バカ…。
バカなのはどっちよ…。
アタシは手紙をギュッと握りしめると、その文字の上にポツリと雫を落とした…。
インクで書かれた文字が、ジワジワと滲み出す…。