アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜

4.行きたい場所








しばらく歩いて来た場所…。



それは昔、流とよく来た川だった…。



放心状態で歩いていたから気がつかなかったケド…


前日降り続けた雨で、川は少し洪水ぎみだ。



この川は橋の下にあって、それほど寮からは離れていない。



荒れ気味の川が、今のアタシの涙をかえて流れているんだと思った…。



「流……。」



川のすぐ横の河原に腰掛けると手紙を取り出す…。



大好きだった流からの手紙…


何で死んだ後にアタシのもとに届いたのかな…?



このことに大きな意味がある気がして、何だか胸がいっぱいになった…。



流…。


どどいてるよ…!


流からの天国からの手紙…。
ちゃんと汐音に届いたからね!







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