HANABI
「何じゃ、急に黙り込んで。」
「…別にぃ。」
あぁ、何か、涙出そう。
うー、耐えろ、あたし!!
「いつもそうだゆいんじゃがなぁ。」
「いつもうるさくてスミマセン!!」
あーもう!
やだやだやだー!!
八つ当たりなんて、最低。
だけど、このやりきれない気持ちはどこにぶつけたらいいの?
粟生はあたしを好きにはなってくれない。
あたしは粟生の元カノどころか、彼女にすらなれない。
夢は、所詮夢でしかないの?
――粟生の彼女。
欲を言うなら、お嫁さん!
あんな事、書くんじゃなかった。
余計、惨めになる。
って言うか、ここまでくると
ただのバカ。
もしくは勘違い女。
あ、自分で言ってて悲しくなってきちゃった。