お兄ちゃんと秘密のキス


通った鼻筋、薄い唇。


切れ長の二重の目。



背はフツーに高い。




もう、「カッコいい」しか当てはまらない。












「カッコいい…。」




「え??」



「あ、いや!す、すみません!」



「そ?ま、いいや。ひかるちゃん、入って?」


かなた君が私をマンションへと促す。



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