お兄ちゃんと秘密のキス


……あぁ。

なんて完璧な人だろう。



私はかなた君に見つめられて、ただ頬を赤くして頷く事しか出来なかった。










話は弾み、気が付くと、1時間が経過していた。



話が区切れた所で、お母さんがこんな提案をしてきた。


「ひかる、かなた君と二人で話してきたら?」



「えッ!?」



「いいじゃないか。ひかるちゃん。そうしなさい。」


ちょ、ちょっと待ってよ!

勝手な事ばっかり言ってぇッ!



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