恋する任務は美しい〜メガネ上司の狼さんと訳あり隠密行動〜
部屋に戻り、ぼんやりと外を眺める。街路灯や車のライトによって街並みが輝き、きれいに縁取られていた。
今頃はこの街のどこかで藍華さんと食事でもしてるんだろうか。
軽く食事をとり終えて、シャワーでも浴びようとしていたところでチャイムが鳴る。
部屋のデジタル時計はすでに22時を過ぎている。こんな時間になんだろう。
ドアを開けたとたん、急に大きなカラダに抱きすくめられた。
「……椎名萌香」
「お、大上部長……」
突然のことでどうしていいかわからず、ただ大上部長になすがままの状態だった。
「あ、あの、食事にいったんじゃ」
「途中で逃げてきた」
そんな冗談なんてあるのか、と途方にくれていると、カラダを離し、開け放たれたドアを閉めて大上部長は入り口の前に立った。
「つまりだな、お前の顔がみたくなった。それだけだ」
「それだけって。藍華さんのこと、放っておいても大丈夫なんですか?」
「大丈夫だ。お付きの人間に渡したから」
「ちょ、ちょっと」
「力をくれ」
と、わたしの腕をとり、また大上部長のカラダに密着する。
あごをぐいっと強引に持ち上げられると、そのまま唇を奪われた。
久々のキスに唇ごととろけてしまいそうだ。
忘れてかけていた感触に足の力が抜けそうなところを大上部長がわたしの腰に手を回してくれた。
ようやく大上部長の唇から解放されたけれど、少し名残惜しく感じた。
「お前のキスで元気になれた」
顔を近づけ、まっすぐな瞳を向けている。
嬉しい気持ちと同時に不安な気持ちが生まれた。
今頃はこの街のどこかで藍華さんと食事でもしてるんだろうか。
軽く食事をとり終えて、シャワーでも浴びようとしていたところでチャイムが鳴る。
部屋のデジタル時計はすでに22時を過ぎている。こんな時間になんだろう。
ドアを開けたとたん、急に大きなカラダに抱きすくめられた。
「……椎名萌香」
「お、大上部長……」
突然のことでどうしていいかわからず、ただ大上部長になすがままの状態だった。
「あ、あの、食事にいったんじゃ」
「途中で逃げてきた」
そんな冗談なんてあるのか、と途方にくれていると、カラダを離し、開け放たれたドアを閉めて大上部長は入り口の前に立った。
「つまりだな、お前の顔がみたくなった。それだけだ」
「それだけって。藍華さんのこと、放っておいても大丈夫なんですか?」
「大丈夫だ。お付きの人間に渡したから」
「ちょ、ちょっと」
「力をくれ」
と、わたしの腕をとり、また大上部長のカラダに密着する。
あごをぐいっと強引に持ち上げられると、そのまま唇を奪われた。
久々のキスに唇ごととろけてしまいそうだ。
忘れてかけていた感触に足の力が抜けそうなところを大上部長がわたしの腰に手を回してくれた。
ようやく大上部長の唇から解放されたけれど、少し名残惜しく感じた。
「お前のキスで元気になれた」
顔を近づけ、まっすぐな瞳を向けている。
嬉しい気持ちと同時に不安な気持ちが生まれた。