君の声が聞こえる
《あらすじ》

「あいうえお」。
「運命の人の心の声が時々聞こえる」という特技を持つ奏 駆琉(かなで かける)は、名前も知らない運命の人といつか会える日を心待ちにしていた。
そした高校の入学式、駆琉は「運命の人」である安西 彩花(あんざい あやか)と出会う。自分には不釣り合いなほど美しい彩花に浮かれる駆琉だったが、彩花は「自分こそが君の運命の人」だと言う駆琉を全く信じてはくれなかった。
そして駆琉は彩花の美しいクロールに魅せられる。
しかし天才スイマーと名を馳せた彩花は、既に水泳をやめていた。
彩花がまだ水泳を愛していることを知っているのは心の声が聞こえる自分だけ。泳げない駆琉は彩花と取引をし、「大会新記録を出した自分に勝てない」と水泳をやめた彩花を再び泳がせることに成功した。
そして駆琉の前で、彩花は日本高校新記録を出した。
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