バカなキミ。
へ?
唖然とするあたし。
玲は暗闇の中に消えていった。
今………「季咲」って……
あたしは顔が熱くなった。
おかしい!!あたし病気!!?
なにこれ!?
そしてお母さんが迎えにきた。
あたしは車に乗り、
お母さんは驚いていた。
「どうしたの季咲!!顔が真っ赤よ!?熱でもあるんじゃない!?」
やっぱり顔が赤いか…
なんで…?
「……しらない…」
あたしはこの時、
まだ知らなかったの。
この鼓動を停める術を。
