恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
真梨香さんは、薄手のノースリーブのワンピースに着替えていた。

お嬢様らしい、春らしいパステルピンクに合わせてメイクも髪型も仕上げてある。

できれば、私もこんなふうに大人しい服装がいい。

シースルーは、どう見てもセクシー系だ。

真梨香さんは、私を引き立て役にしたいらしいから、文句を言っても無駄だろうな。


「車は置いて、タクシーで行きましょう」と鏡で最終チェックをした真梨香さんが言った。

それで、私たちは、慌ただしく移動となった。

「あっ、ちょっと待って。何そのバッグ。そうだ。靴も変えなきゃ」

幸いなことに、私は踵の低い黒のパンプスを履いていたので、それでいいということになった。

「遅くなっちゃった。もう行かなきゃ」
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