恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
連れて行かれたのは、でんとそびえるような高いマンションで、階数も上の方だった。

展望台に上がる時のようなエレベーターに乗り込んで、真梨香さんが面白そうに私の写真を撮って葛城さんに送ると言い出した。

「あの、これ以上煽らない方がいいと思います」
私の意見など聞いてくれる訳でもなく、例のごとくあっさり送信してしまった。

ああ、帰ってきたらひと悶着ありそう。

真梨香さんを止めるにはどうしたらいいんだろう。

そう言ってるうちに、目的のフロアについた。

今日は真梨香さんと出かけてから、すむ世界が違うという体験ばかりしている。

彼女にとっては、これが普通なのだろうか?

玄関で案内してくれた、真梨香さんのお友達も彼女と同じようにきちっとドレスアップして出迎えてくれた。

「どうぞ。真梨香姫。皆来てるよ」

彼は、「坂下です」私にもあいさつをしてくれた。

私も名前を言って、頭を下げた。

先に入って行った、真梨香さんがこっちよと手招きしてくれる。
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