恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
「本当に、私なんかでいいんですか?」驚いた。
本気でYESだなんて。
「いいよ。でも、条件がある。
付き合うなら、期限は設けない。
いい加減な気持ちでもダメだ。
俺と本気で向き合うこと。
俺と、一から恋愛しよう」
背中に手を回し、
ギュッと抱きしめてくれる。
「恋愛しようって。
どういう意味ですか?えっと……」
ちょっと待って。恋愛ですか?
私は、デートして、食事して。
恋人同士がすること、一通り付き合ってもらえばいいんですけど。
「さあね。恋愛は何度しても、俺にもよくわからん。
一回一回、別ものだからね。だから、一から始めよう」
彼は、もう決めたよと笑うだけで取り合わない。
「私、恋愛とか。そういうの下手で、きっと葛城さんをがっかりさせてしまうかもしれません」
彼は、私の頭を抱いてくれた。
「恋愛していけば、相手を失望させてしまうのは、誰だってありうることだ。
だから、そんなのはお互い様だろう?」
「そうですけど」
これからずっと、この葛城さんの横にいるなんて。
「それじゃあ、今から君は俺の彼女だ」
こめかみにキスをしてくれる。
「うわっ!」びっくりしてぶっ飛んだ。
アハハと笑い出した。
「俺は、君の恋人じゃないのか?そういっただろう?」
「はい」