ココロ
「これからよろしくな♪あくびちゃん♪」



笑いながら華原は珠華に言った



『ちょっと!!初対面の女の子にへんなあだ名付けないでよ!!』


珠華を今までそんなあだ名で呼んだ奴などいなかった。影では珠華のことを「大和撫子」や「姫」などと呼ばれていたが中傷的なあだ名で呼ばれたのはこの華原が初めてだった。



「ィイぢゃん別に♪それにあくびちゃんっての可愛いだろ♪」



ッドキ…



珠華は美人とか綺麗は言われなれていたが初めて人に可愛いと言われたためか華原に少しドキドキしてしまったのだった。



なんで私こいつなんかにドキドキさせられなきゃいけないのよ~…もしかしてこいつ・・・






私の敵なの?!このドキドキ…私にこいつは敵だと言っているの?!そ-なのね!?これから私、気を付けなぃと…


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