秘書室室長がグイグイ迫ってきます!

「洗って、やろうか?」

「とんでもない!」


ブンブンと頭を振ると、彼がクククと笑う。

あぁ、絶対にからかって喜んでる。
この人、やっぱりサディストだ。


お風呂が長くなったのは、気持ちを落ち着かせるためだった。
のぼせそうになって出ていくと、ベッドの端に座り書類を読んでいた彼は私を手招きして呼ぶ。


「でも、お仕事の邪魔ですし」

「暇だったから読んでただけだ」


彼は書類をすぐにテーブルに置くと、「来いよ」とベッドをポンポン叩く。


「はい」

「うつ伏せになれ」


彼に言われてうつ伏せになると、早速マッサージが始まった。


「あっ、い、痛っ!」


足の裏のマッサージはいつも激痛。
歯を食いしばり、枕に顔を押し付けて声を殺そうとしてもまったく無理。
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