秘書室室長がグイグイ迫ってきます!

ちょっと恥ずかしくて彼の胸に顔をうずめたままそう言うと、彼は私の背中に回した手に力を込める。


「あんまりかわいいこと言うな。もう外に出したくなくなる。ここに閉じ込めて、俺のものだけにしたい」


手の力を緩めて私の顔を覗き込む彼は、冗談だと思ったのに、実に真剣な顔をしていた。


「お前のことが心配で……たまらない」


間に合ったとはいえ、あんなにボロボロの姿を見せたら、やっぱり心配するのかな。


「ごめんなさい。もう、心配かけないように気をつけますから」


私がそう言うと、彼は私の髪を優しく撫でる。


「でも、あの時……やっぱりお前が好きだと、再確認した」


頬が勝手に赤く染まる。
彼には失敗したところばかり見せてしまうけれど、それでも求めてくれるの?
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