秘書室室長がグイグイ迫ってきます!

いつもは足の裏からなのにと思ったけれど、マッサージできる状態ではないことを思いだした。


「でも……伊吹さんのために、なにかしたいんです」


私がそう口にすると、ふくらはぎを揉んでいた彼の手が止まった。


「もう、我慢できない」

「えっ?」

「お前が疲れているから我慢しようと思ってたのに、煽る悠里が悪い」


煽る? いつ私が煽ったの?

そう言った彼は、今まで揉んでいたふくらはぎに唇を押し付け、舌を這わせ始めた。
嘘……。


「い、伊吹さん!」


慌てふためき体をよじると、「悠里が俺に火をつけたんだ」と覆いかぶさってきて、深いキスを落とす。


「ん……っ」


息ができないほどの激しいキスは、たちまち私の体を熱くする。
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