秘書室室長がグイグイ迫ってきます!
「今日は泊まる」
「え!」
熱が上がってきて頭がクラクラしてきたのに、彼の言葉が追い打ちをかける。
「でも、ドライヤーで乾かせばなんとかなりますよ」
そう慌てて言ったものの……。
「お前が心配で帰れない」
彼の思いがけないひと言に、胸がドクンと音を立てた。
怖い上司としか見ていなかったけど、こんなことを言う人なんだ。
そんなことを考えると、なんだか心まで温まってくる。
だけど……。
「あぁぁっ」
私はすぐに泣かされることになる。
聡さんの言った通り、高畑さんのマッサージはツボに入る。
布団をめくり、私の足の裏を揉みはじめた彼は、「ここだ」と言い放ち容赦なくグリグリと。
「い、痛いっ」
思わず足をひっこめようとしたけれど、がっちり握られ許してもらえない。