秘書室室長がグイグイ迫ってきます!

「一日中心配で、仕事が手につかなかった」


高畑さんの告白に目を見開いた。
彼はいつも通りきびきびと働いていたし、そんな素振りまったくわからなかった。


「お前のことが好きだと、思い知らされた」


だからこんなに突然、告白なんてしたの?

背中に回った彼の手に力がこもる。
鼓動が速くなってしまうのは、尊敬する人に告白されるという事実に、驚いているから。

高畑さんのことは、恋愛対象ではなかった。

それは、彼のことが嫌いなのではなく、私とは別の世界に住んでいる人だと思っていたからだ。


「悪いが、気持ちを口にしたからには遠慮しない。必ずお前を惚れさせる」


彼らしすぎる言葉に少しだけ心が緩む。
こんな強引な言葉を聞いて落ち着くなんて、おかしいけど。
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