秘書室室長がグイグイ迫ってきます!

「お前、秘書だろ?」

「……はい」


秘書とアイスになにか関係があるの?


「俺がどうしてほしいか、考えろ」


それはもしかして……食べさせろと?
もう、いつもの彼と違いすぎて、もうキャパオーバーだ。


「あっ、あの……」


彼と視線を合わさないままアイスをすくったスプーンを差し出すと「ここだ」と手を握られ、口に入れられてしまった。


「甘いな」

「アイス、ですから」


なんと返したらいいのかわからずそう言うと、「マネするな」と盛大に笑われてしまった。

それからはドキドキしながらも、濃厚なアイスがおいしくて、すっかり平らげてしまった。


「休みの日は、いつもなにしてるんだ?」

「別になにも。仕事のためにパワーを貯める?みたいな感じでゴロゴロしてます」
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