オトナの恋は強引です!
「何それ?もう、遅いよ。
竜二さんに抱かれた時には諦めてたんだよ。
もう、お終いにするって思ったんだよ。
いつまで経っても、素通りだったじゃん。
他のオンナと仲よさそうにしてたじゃん。
なんで今更?
もう、引っ越すんだよ。
実家に戻ってお見合いして結婚するって決めたんだよ。
それに、他のオンナと竜二さんをシェアする趣味はないよ。」
と怒って、ドラゴンの胸を叩く。
ドラゴンは私を抱きしめながら、
「俺はおまえとしか付き合ってないよ。
だからシェアすることなんてない。
おまえは、嫌いなオトコに抱いて欲しいなんて言わない。
おとなしく何度も抱かれたりもしない。
だから、まだ、俺が好きなんだよ。
俺にチャンスをくれよ。
俺がどんなにサクラに惚れてるか教えてやるよ。
抱き合った後から、サクラがDragonに来なくなって、どんなに取り乱したか、
連絡先も知らなくてどんなに慌てたか。
待ち伏せして、捕まえて、ベットに連れ込んで、どんなに安心したか。
いくらでも、教えてやる。
Dragonのカウンターに
おまえがいるだけで、機嫌が良くなって。元気が出るんだって。
知ってるか?
俺はサクラが見に来るから、毎朝海に出てるんだぜ。
絶対俺を見てるってそう信じて波にのるんだ。
サクラがいつ来るかもわからないのに、
サクラが散歩しそうな、いい天気なら欠かさず。
アホだろ。
それくらいずっとずっと好きだった。
サクラが俺の前からいなくなるのが怖くて、付き合えなかった。
でも、もう、何度でもいう。絶対に失わないって決めたから。
愛してる。サクラ。
俺のそばにずっといて。
どこにも行かないで俺のそばにいて。」

愛してる。
とドラゴンは何度も言って、私を抱きしめて、くちづけを繰り返した。

「アホ竜二。
私も愛してる。」とくちづけの間に言うと、

「間に合って良かった。」とアホは涙を流して、私を固く抱きしめた。

やれやれ。


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