悪魔の笑みと龍姫の涙
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雷那「ここどこよ〜?なんなのよ…私以外誰もいないじゃない…」

私が目を開けるとそこは枯れたあったであろう湖跡と木がうっそうと茂っていた


ガサガサ
雷那「えっ‼︎何っ‼︎」

現れたのは、銀色のたてがみをなびかせているライオンだった…

雷那「なっなんでライオンがこんなとこ
ろにっ‼︎」
?「すまない…驚かせてしまったようだ
ね…私の名前はシルラだ」
雷那「ライオンが喋った‼︎あっ私の名前は神光龍雷那です。」
シ「そうか…でも、君は何も知らない…いや、何も''覚えていない''と言おうかな」
雷那「どういうことですか?確かに…中学生前のことは覚えていませんでも、私はあっちで生まれてあっちで育ちました…変な事言わないでください」
シ「じゃあ君の忘れている記憶を思い出してみないか?」

確かに私は知りたい…自分が忘れている記憶を知りたいと思っている…でも、知って何になるの?今は今で充実している
知らなくても良いじゃないかな…

雷那「気持ちは嬉しいです。でも、もういいんです…」
シ「そうか…今日はここで寝るといい…
もし聞きたいのなら言ってくれ…」
雷那「はい。ありがとうございます」
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