悪魔の笑みと龍姫の涙

雷凪side

さっきから、頭を抱えて人の子達をどうするか悩んでおります

雷凪「ねぇどうするの。早く決めないと何にもできないわよ」
炎「今頑張って考えてるだろ」
緑「あのやはり魔法を教えるのが得策かと思いますわ」
雷凪「そうね〜でもどうやって教えるのよ。私たちは暇じゃないわよ」
緑「そうですね〜では、神龍学院に入れるのはどうでしょう」

そうね〜神龍学院なら私たちも通ってるしいんじゃないかしら。でも、どうやって入れるのかしら?あそこは龍(竜)じゃないと入れないはずだけど…

雷凪「でも、どうやってはいるの?」
緑「はい。やはり、あの子たちには竜になってもらうしかないですわ」
炎「でも、竜になったら人間には戻れないんだぞ!」
緑「分かっていますわ。でも、今はこれしかありませんわ。あなたは、何か良い案を持っているのですか?」
炎「それは…」
緑「ほら、ありませんじゃありませんか
案も無いくせに勝手なこと言うじゃありませんわ。」
雷凪「なら、竜になるかわあの子達が選んだらどうかしら?ならなかった子は私が責任を持って預かるわ」
緑「雷凪様が良いなら、それの方が良いのかもしれませんわ。」
炎「俺も異論は無いぜ。」
雷凪「では、あの子達に自分自身で自分達の人生を決めてもらいましょう」


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