女の秘密 -序章-
だが、抵抗する気力も残っておらず、為すがまま男性に体を預けることしか出来なかった。
男性に連れてこられたのは、ホテルだった。
ただし、こんな状態の自分を連れて入れるのはラブホテル位しかない。
「楽にしてやる」
そう言って、ベッドに下ろされ、服を脱がされたが、抵抗など出来なかった。
いや、それどころか、こうなる事を待ち望んでいる自分がいる。
「来て・・」
物欲しそうに潤んだ瞳で男性を見上げる。