結婚相手の条件


あれ以来、総務課長と顔をあわせることはなく、残業もしないで
きっちり定時に上がる



「立花さん、夕方までいい?」


『いいですが、三上さんもやってくださいね。私一人残業させられるのは嫌ですから』


定時が過ぎるかもしれない仕事を受ける時は必ず、一人にならないように
そして、申請も私ではなく
仕事を以来してきた人に頼んだ
そのお陰で総務課長の顔も声すらも聞かずに済んでいた


日にちが過ぎているから
そこまでイライラはしていないな
顔を見ればいやでも思い出し
またイライラしてしまうかもしれない



『お疲れ様でした』


1時間の残業
担当者と会社の前で別れ
駅へと向かう
1週間って、こんなに長かったかな?と
どっと疲れがでる

肩が凝ってる…
明日、マッサージでも行こうかな
そんなことを考えながら
いつもの定食屋へ向かった


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