専務に仕事をさせるには

「い…たぃ…」


「力抜いてみろ?気持ち良くなるから」


あぁ… んー… いい… 


「どうだ?いいだろ?」


あぁ… そこ…

あぁ…こんなの初めて…

こんなに専務が上手いなんて知らなかった…


行為が終わった今、私は専務の腕の中にいる。


「楽になったか?」


「はい、有難うございます。凄く楽になりました。でもどうして?」


「昨日、生理だと言ってたろ?時折腰に手を当てていたしな?お袋も腰が痛くなるらしく子供の頃良くこうしてやると楽になったって言ってたよ」


うつ伏せにされ、てっきりいつもの様に抱かれると思っていたら、専務は私の太ももの辺りにまたがり、腰を擦り始めた。

そしてここがツボだと言って親指で押しマッサージを始めた。

私は生理の時腰痛が酷く、痛み止めを飲むがそれでも少し痛みはあってつい腰に手を当ててしまうのだ。

専務はそんな私に気付いていた様で腰を擦ってツボを押し、足まで揉んでくれたのだ。


「子供の頃の専務って優しい子だったんですね?」


お父さんの代わりにお母さんを守ろうとしていたんだもんね?


「今もリンリンには優しいだろ?」


笑って言う専務に、そうですか?と憎めかしく言ってみる。


「所で今日は彼奴と何処に行っていた?」


彼奴とは多分渉の事だろう。


「マンションを見に行くのに付き合って貰ったんです。渉ってああ見えて細かい所に気が付くんですよ?それにちょっと図々しい所あるから、私の気が付かない事を見て聞いてくれたりするから、こういう時に便利なんです」


「まぁそういう性格じゃないと探偵と言う職種は無理だろうな?それにしてもリンリンとのあの写真は許せん!」


はいはい… 

大した写真じゃないけど、二度とツーショットは撮りませんよ!





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