専務に仕事をさせるには
社長は自席に座り書類に目を通しながら
「瀬戸さん今日の専務の予定は?」と聞く。
予定と言ってもまだ何も入っていないと言うか聞いていない。
「多分… 何も無いかと…」
「多分では困りますね? あなたには要の教育係をお願いしてあるのですから! 今日は出社するのですか?」
「と…思いますが?」
「本当に?」
えー!?
そんなこと言われると自身ないよ…
「要が簡単に出社するとは思えませんけどね? 日本に帰って来て出社したのは数えるくらいですから」
社長は机に頬杖を付いてまるで楽しそうに話す。
えーマジですか!?…
だとしたら今朝の様子だと絶対出社してこないよ?…
どうしよう?…
「12時に父と食事の予定が入っているのその席に要も出席させて下さい。 場所は鶴見に聞いて! 必ず連れてきてね! お願いね?」
「はい…」